专辑: 日本电影【日本沈没】
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『日本沈没』(にほんちんぼつ/にっぽんちんぼつ)は、1973年に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作とした映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、漫画。映画は、1973年と2006年に、ラジオドラマは1973年と1980年にそれぞれ2度製作された。本項では、続編『日本沈没 第二部』につい...
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简介:『日本沈没』(にほんちんぼつ/にっぽんちんぼつ)は、1973年に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作とした映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、漫画。映画は、1973年と2006年に、ラジオドラマは1973年と1980年にそれぞれ2度製作された。本項では、続編『日本沈没 第二部』についても記述する。
2006年の映画
東京放送などが製作費20億円を投じて、東宝の配給で2006年7月15日公開された。監督は、1973年版の映画を「自分が映画制作を志すきっかけとなった作品」と語る樋口真嗣が務めた。2006年公開映画では国内興行順位第4位となる53億4000万円のヒットとなった。
本作のポスターはイラストレーターの生頼範義の描いた北海道、東京、京都、九州の「ご当地沈没」ポスターが4種類作成された。それとは別に中京地区の東宝宣伝部が独自に「名古屋沈没」のポスターを作成したため、急遽予定になかった名古屋崩壊シーンが追加されたいきさつがある。
原作や前作との相違点
本作は、原作や前作と比較し、登場人物の設定や役回り他が大きく異なっている。
監督の樋口は前作の映画のリメイクというよりも原作小説の再映画化というスタンスで挑み、前作に欠けていた庶民の視点や被災者を元気付ける要素を意識して取り入れたとしている。
物語の設定
前作では、田所博士や山本首相の行動を中心にストーリーが展開され、小野寺と阿部の交際は中心的な位置づけではなかったが、本作では、ストーリー展開の主軸となっている。
原作では、田所博士の唱える「日本沈没」が検証し切れていない仮説の段階から始まっていて、立証データ収集の調査や対応策の検討を秘密裏に進める必要から、政界のフィクサーである渡老人の支援のもとで幸長助教授・邦枝・片岡・中田といった見識ある実力者が集められ、体制を整えていく。また「日本沈没」の情報の真偽に苦悩する政府の姿も描かれる。
一方、本作では、まず学界の最高権威(アメリカ測地学会)より「40年以内に日本は沈没する」と説明される(後に田所博士の調査で沈没は1年以内と判明)ことにより、政府が「日本沈没」を既成事実と受け入れてしまい、渡老人らの登場や政府の苦悩を描く必然性がなくなっている。[2]
原作や前作では、物語終盤にて日本政府や世界各国が日本人救出に全力を尽くすが、本作では逆で一様に冷淡(政府首脳が“難民受入交渉”と称し我先に海外逃亡し、アメリカが突如、円・日本国債の投売を行ったり、世界各国があまりにも多く押し寄せていた日本人の受け入れに難色を示すなど)である。逆に協力してくれた国もある(日本海溝にあるプレート切断作戦のために掘削機を提供したりするなど。しかしこれも、単に日本人の押し寄せを防ぎたかっただけとも考えられる)。
原作では、東京大震災で250万人、73年版では360万人の死者・行方不明者が出る(後の一色・漫画版では500万人)今回リメイクされた意図の中に2006年~2036年に起こりうる東京大地震への警告も含まれている[要出典]のに関わらず、今回映画版では終盤の全ての住民の退避後に襲来しており、東京は地震と津波によってそのまま水没する。[3]
登場人物の設定
前述の通り、ストーリー設定が変更された為、登場人物も、原作より設定変更等がなされている。
小野寺は原作では神戸出身だが、会津地方の造り酒屋の息子に変更されている。
阿部は原作では下田出身だが、本作では神戸出身で阪神・淡路大震災によって両親を亡くし、東京の叔母に引取られた事になっている。
田所博士は原作よりも若く設定され、必ずしも学界のアウトサイダーではなく、しかも鷹森大臣と元夫婦の設定。
中田は登場するが、原作の情報学者でなく防衛連絡調整官となっている。
福原教授は、原作では前述の救済策を練る比較文明論の教授である。
野崎官房長官は、原作では難民受入交渉の先頭に立つ外交官(名前は異なり八郎太)である。
下記のように原作等にも登場しなかった人物が何人かいる。
田所の元妻、鷹森沙織危機管理担当大臣。
駿河湾沖の震災を生き残った、倉木美咲(福田麻由子)。
阪神大震災で両親を失った玲子を女手一つで育てた「ひょっとこ」の女将、田野倉珠江(吉田日出子)とその常連客たち。
世相の変化に応じて、登場する女性の役割が重要になっている(原作等では、“お嬢様”だった阿部が東京消防庁のハイパーレスキュー隊員、政府内で災害対策の陣頭指揮を執るのが、鷹森大臣)。なお現在ハイパーレスキュー隊には女性隊員は居ない。
結末
N2爆薬[4]という架空の兵器が、ラストシーンで重要なキーとなる。
原作等と異なり、山本首相・結城・小野寺は物語中で命を落とす。逆に、原作等では日本列島と運命を共にした田所博士は、最後まで生き残る。
原作等では「ほぼ完全」に日本は沈没してしまった[5]が、本作では小野寺の自己犠牲によって、部分的には水没するものの、最終的に日本沈没とはならない。バラバラになってしまった日本列島や壊滅状態になった首都東京、京都・大阪・横浜・神戸・仙台・福岡・札幌・名古屋などの大都市をどのようにして、復興していくかはまだ定かではない。
スタッフ
製作総指揮:相賀徹夫
製作:相賀昌宏
原作:小松左京
脚本:成島出、加藤正人
音楽:岩代太郎
メカデザイン:庵野秀明
協力:東京消防庁・独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)・東京大学地震研究所・防衛庁・陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊・本庄市
エグゼクティブプロデューサー:濱名一哉
特技統括/監督補:尾上克郎
特撮監督:神谷誠
監督:樋口真嗣
配給:東宝
特別スタッフ
地球物理学・火山学(名大教授):山岡耕春
キャスト
小野寺俊夫:草彅剛
阿部玲子(ハイパーレスキュー隊):柴咲コウ
田所雄介博士:豊川悦司
結城達也:及川光博
倉木美咲(避難民少女):福田麻由子
結城の妻:佐藤江梨子
山本尚之総理大臣:石坂浩二
野崎亨介内閣官房長官:國村隼
自衛隊の隊長:ピエール瀧
鷹森沙織・文部科学兼危機管理担当大臣:大地真央
法務大臣:北村和夫
外務大臣:矢島健一
財務大臣:大口広司
梅津誠吾防衛庁長官:石田太郎
統合幕僚長:並樹史朗
篠原学内閣参事官:松尾貴史
山城教授:加藤武
山城教授の娘:安野モヨコ
山城教授の女婿:庵野秀明
福原教授:柄本明
斎藤博士:池田成志
小野寺俊夫の母・小野寺道子:長山藍子
小野寺俊夫の姉:和久井映見
阿部玲子の叔母:吉田日出子
阿部玲子の祖父:丹波哲郎(写真)
中田真一郎・防衛連絡調整官:遠藤憲一
京都の高僧:富野由悠季
美咲の母倉木佳美:木村多江
小野寺の実家の従業員:福井晴敏
田所博士の部下:土佐信道(明和電機代表取締役社長)
その他:前田愛、六平直政
主題歌
「Keep Holding U」
「日本沈没」製作委員会
小学館
TBS
毎日放送
電通
毎日新聞社
J-dream
スターダストピクチャーズ
東宝
セディックインターナショナル
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